京友禅:革ができるまで






いつも Bag shop idee をご利用頂き ありがとうございます。



5月8日まで 開催中の 『 革の京友禅:TATT CALF フェア 』

                   お越し頂きましたお客様 ありがとうございます!



ご自分用はもちろん、母の日の贈り物にピッタリの小物アイテムも揃ってますので、

ご興味のある方、ぜひご覧下さいませ! (5月8日まで開催)





本日はその 『 革の京友禅 』 について、

写真を織り交ぜてご紹介致します。↓↓↓ (ちょっと長くなるかもしれませんのであしからず^^)


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↑こちらは 染色後の革(完成品)

材質(牛や豚)によってサイズは異なりますが、これは牛革。

大人が寝ても余りあるほどのサイズです。



この革がどのように染められるかをざっくりご紹介いたします。↓↓↓


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(京都:浪速屋さんのアトリエ)

↑作業台に革を並べ、白地の革に 一色ずつ京友禅の技法で染めていきます。







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↑こうやって革に枠を当て、染めていきます。


型枠の穴が空いている箇所だけに、染料が乗ります。


その後、乾かしてから次の型枠を乗せ、別の色を乗せていきます。


つまり、色の数だけ 型枠があり、


染色 → 乾燥 → 染色 → 乾燥 → 染色 → 乾燥...

この作業の繰り返しになるわけです。


少しのズレ、力の加減も許されない繊細な作業。


今現在 アトリエでは一人の職人さんが伝統の技法を受け継いで 作業されています。

(修行中の方も数名いらっしゃるそうです)


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↑何度も作業を繰り返し、染色は終了。


ちなみに、アトリエに伺ったときに 『 大変な事はなんですか??』 の問いかけに、

『 空調を使えないから 真夏、真冬が大変。 』 なんだとか。


染色中に 風で細かい“ チリ ”などが飛んで 革に付着しないよう、

真夏・真冬でも空調はなし。


真夏は40度超えは当たり前の 環境下で作業されています。 (窓も閉めきっての作業なんだとか)

頭が下がります、職人さんありがとうございます!(^^


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↑そして 色を定着させるために、巨大な蒸し器で革を蒸します。



その後、仕上げや裁断などがあり 一枚の『京友禅の革』 が出来上がります。



日本の伝統的な技法で、

誇りをもって物作りをされてらっしゃる NANIWAYA さんの商品。

ぜひ手にとってみてください。



最後までご覧いただき ありがとうございました。

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浪速屋 フェア ブログ

『革の京友禅 TATT CALF 小物フェア』

~5月8日(日)まで





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