2008.05.18(Sun)
職人の心意気
「このバッグ、もう 何年も使い込んで 革の留具がゆるくなっちゃたの。
きつく締め直してくれないかしら。」
先日 そう言ってお客様から修理品をお預かりしました。

↑これが そのバッグです。
何年も使っていると言うわりに、型崩れもなく とても綺麗で驚きました。

当店でお買い上げしていただいたものではありませんでしたが
現在当店でもレギュラーでお取り扱いのある
ファクトリーメーカーさんのものです。

さっそく修理に取り掛かり、
バッグの裏側から針を入れるため、
裏地をほどいて 内部を見てみると さらに驚き。
「 これでもか! 」 というほど丁寧な作業、仕立て が施してありました。
外からは決して見ることが出来ないバッグの裏側。
そこには 技術だけでなく その作品を作った職人の心意気が感じられます。
見えない部分へのコダワリ、
それが裏打ちとなり、
見える部分での ゆるぎない自信、クォリティーに表れるのですね。
人間も同じなんでしょう、
外側ばかりよくたって...
内面から滲み出る良さというものは 誰が見ても分かるものですから。
...話がだいぶん飛んでしまいましたが、
もっと自分磨きに精進せねば...と思うのでした。
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当店では お買い上げいただいた後も 末永くご愛用いただけるよう
メンテナンス・修理も承っております。
当店でお買い上げいただいた 商品はもちろん、
その他のご愛用のバッグも出来るだけ ご相談に応じるようにしています。
詳しくは各店スタッフまでお尋ねくださいね!
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